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2019年11月1日より石油の輸出関税を引き上げ
今月2019年11月から色々と変化があったロシア。
変わったことは・・・
そして、2019年11月1日に他にも・・・
ロシアから輸出される石油に掛けられる関税が引き上げられました。
引き上げられた額
今月、2019年11月1日よりロシアは石油の輸出の関税を1.1ドル引き上げました。
1トンあたり87.2から88.3ドル、高粘性油は8.7ドルから8.8ドルへ。
軽油と軽油製品は26.1ドルから26.4ドル。
参照:вести
石油輸出関税を2019~2024年の6年間で段階的に引き下げる
2018年のデータを元に計算式によって計算された額が、結果として値上げとなったようです。
関税は2019年から2024年にかけて段階的にゼロに引き下げられるようです。
石油輸出関税の引き下げが決定された背景には、ロシア等5カ国が構成するユーラシア経済連合(EAEU)において、2025年を目処に、域内の石油貿易を完全に自由化する石油共同市場の創設が構想されているという事情がある
引用:https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu190509.pdf
参考:https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/index.html
ロシアは世界第3位のエネルギー生産国
ロシアは世界の一次エネルギー生産の10%を提供していて、全世界のエネルギー取引の16%はロシアによるもの。*
参照:https://jp.rbth.com/business/82105-roshia-no-enerugi-sangyou
原油については今後価格が下落したり、将来的には価格が上昇するなど色々と見方があります。
ロシアは近年、再生可能エネルギーなどの開発に力を注いでいるそうです。
ちなみに日本は石油は90%近くが中東で、ロシアから輸入している物は4%ほどしかありません。なので、当記事の問題はあまり日本人には関係ないかもしれません。
ロシアは石油はほとんど欧州に輸出しています。
欧州に世界最長の国際石油パイプライン、ドルジバがあります。
☟ドルジバ«Дружба»パイプライン
画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3
資源がある国とそうじゃない国
画像引用:経済産業省資源エネルギー庁
データは少し古いですが・・・
日本のエネルギー自給率は6%
ロシアは176%!
輸出してますから、100%越えです。
この差!!
話は飛んで申し訳ないのですが・・・(;^ω^)
日本人は小さい頃からずっと勉強してないといけない、という感じですが
ロシアの学校は授業時間も短いし、休暇も長いよう。
短期留学時に欧州の学生たちと自国での学校の授業時間についての話になって
彼らの自由時間の多さにビックリした覚えがありました。
日本はなんでこんなにシンドイんだろーと思いましたけど、授業時間の短い&休暇の長い国は資源を豊富に持つ国の余裕なんだろうな~と思ったりしました。
参考
https://www.vesti.ru/doc.html?id=3204057&cid=7
https://rns.online/energy/Minfin-nazval-razmer-eksportnoi-poshlini-na-neft-s-1-noyabrya-2019-10-15/
https://jp.rbth.com/business/82105-roshia-no-enerugi-sangyou
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3
https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/12/3933eada4e211bb1.html
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu190509.pdf
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20190915-00142465/
https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/tyousakouhou/kyouikuhukyu/fukukyouzai/sk/3-4.html