目次
日露人材育成について
そう思っている方に朗報です。
日ロの大学間交流形成は2014年に始まったばかりだが、今までに学生交流数は日本→ロシアは2倍、ロシア→日本が7倍に増加し、2016年に設立された日ロ大学協会によって加速化している
引用:https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/02/7e8865b6e7ad5ef2.html
近年、日露の交流がより活発になっているようです。
日露人材の育成にも注力されており、記事によると・・・
・食料生産から流通・販売ビジネスまで含めた人材の育成(千葉大学国際教養学部)
・貿易・金融、観光・交通、農水産業、製造業・IT、医療通訳を含む通訳翻訳、報道分野で活躍する人材の育成(東京外国語大学大学院総合国際学研究院)
・日ロ間で活躍できるモノづくり中核人材の育成(近畿大学インターナショナルセンター)
※省略していますので、詳しくはこちら。
などなど、日露人材を育成しようと取り組んでいるようです。
ロシアではジェトロやロシアの商社リャティコでインターンシップを、日本では中古楽器販売を行うユニオン楽器、日本映像翻訳アカデミーで就業体験プログラムを実施
引用:https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/02/7e8865b6e7ad5ef2.html
興味ある方はこちらのサイトも。
日露経済協力・人的交流に資する人材育成プラットフォーム(HaRP)
留学生がロシアで働きやすくなる
ロシア連邦下院(国家院)は1月23日、ロシア国内の大学など専門・高等教育機関で学ぶ外国人が特別な許可なく仕事に就くことを認める連邦法案が、第3読会(最終読会)を通過したと発表した。
引用:https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/01/d83b14bbf95e3754.html
2015年からはあの、煩わしい労働許可試験に合格することが必要でした。
留学生もロシアで働くならば、この労働許可を取ることが必要でした。
労働許可試験試験と勝手に言っていますが、実際は「ロシア語、ロシアの歴史、ロシアの法律に関する試験」です。居住、就労するために必要です。労働許可について詳しくはこちら。
まだ決定していないのですが、早ければ今年、2020年の夏くらいにはこの法案が発効するようです。 🙂
許可なし就労可能に?詳しくはこちら。
ただ、実際のところはどうなるのか分かりません。朗報って言っても、ロシアのことですから、期待してても打ち砕かれることが多いので注意はしてください。
留学を支援してもらえる制度がある
日本学生支援機構には留学生支援という制度があります。
そう思っている方には、良い制度だと思います。
年齢も修士だと35歳まで、博士だと40歳までと割と上まで大丈夫そうです。
でも・・・
ロシア留学について
私の周りの人から聞いた話を書いていきます。
・某国立大学の建築学科の方がロシアに留学されたとか
・某医学部の研究室にロシア人の学生が留学しているとか
・医学系の研究でロシアに行ったとか
曖昧ですいません。私の聞いた人の話ではロシア語の専門でロシアに行った人というより、ある分野の研究でロシアに渡った人や日本に来た人という感じでした。
彼らは大学の研究室では英語を話していたようです。
という方でも、自分の分野で興味のある研究によってはロシアの大学の研究室に行けるかもしれませんね。
そんな方にはロシア留学をバックアップしてくれる会社があります。
☟
ロシアに留学している方のブログなども参考になると思います。
ロシア語の就職先について
ロシア語の求人をたまに見ているのですが・・・(就職しようと思っているわけではないです、どんな仕事があるんだろうと思ってみているだけなのですが)
日本で翻訳関係で働こうとすれば、ТРКИ3(ロシア語検定第三レベル)以上が求められるようです。
また、通訳の場合はТРКИ4(一番高いレベル)があった方がよさそうです。
海外営業の求人では、ビジネスレベルのロシア語が求められる。
求人見ててよく思うんですけど、ロシアでマネジメント経験とか・・・
そんな高度な人材どこに?w いや、いらっしゃるのかもしれないですが・・・
あとは、北海道の警察官になりたい人はロシア語が出来たらよいとか聞いたことはあります。
その他は、北方領土関係のお仕事や漁業関連やロシアでお寿司をロシア人に教えるなどの求人がたまにありました。
現状について
ロシア語学科を卒業した人から聞いた話は、ロシア語関係ない仕事につく人は結構多いんだとか。
日露関係のお仕事ってとても少ないようですし。
でも、ロシア語をある程度習得した方がロシア語を使えないのは勿体ないような気がしますね。
求人見てるとあっても求められているロシア語レベルが高いなと思いますが、積極的に応募してみても良いかもしれませんね。求められている条件より低くても、やる気次第で採用してくれる企業もありますし。
ロシアに日本語講師として行ってみる
2020年度 日本語教師派遣事業 日本語教師募集
現在、ロシアの大学で日本語を教える意欲のある青年を募集しています。応募締め切り:
2020年3月11日(水)正午必着引用:https://www.jrex.or.jp/applications/
日本語を教えるというのは結構難しいことですが、外国人と接することで日本語を新たな目線で知ることが出来る素晴らしいことです。
語学のお仕事について個人的に思う事
と、思うんですよ。
この現状が変わってほしいなぁと思いますが、AIや翻訳ソフトや通訳のツールなども進化しているので、なかなか厳しい世界です。
★ロシア語関係
翻訳のお仕事を依頼されたことがあります。
ただ、めちゃくちゃ安い値段でお願いされて・・・
ページ数は1,2ページどころじゃないです。10ページは越えてたと思います。しかもミッチリのロシア語。その量を数千円という依頼・・・。
いや、良くないし。私は良くない。
私の後でチェッカーさんが見てくれるので、初心者に安価でっていうのは仕方ないかもしれません。しかし作業の割には安すぎる。
甘いかもしれませんが、お断りしました。
自分が好きなこと、やりたいこと、皆に知ってもらいたいことはボランティアでもやりますけど。お仕事として依頼されるものには対価が初心者でもそれなりにあってほしいです。
★英語関係(ロシア関係なくてスミマセン)
オーストラリアで働いていたこともあって(バイトだけど)、私の知識を活かせつつ英語も活かせるというお仕事をしたことがありました。
日本人の前で英語使うのってめっちゃ苦痛でした。
上司が英語できなくて、外国人とのメールや外国人用の資料作成、外国人の来客対応等したんですが・・・
日本人で英語が出来ない人に限って人の英語の批判するんです。「あの単語より、この単語の方が響きがよかったと思うけど」とか意味不明なこと言われる。
と言いたくなりました。
あとは、無駄に最近英語に気合入れ始めた日本人の上司に「ハイ!ハーワーユー?」とか言われて、それに対してテンション上げて返答するのもしんどかったです。。
一番イヤだったのは・・・
みたいな姿勢です。
語学=趣味の延長
みたいな考え方の人が世の中には結構いて、これは本当にびっくりしました。
努力しても
で、終わられる。いや、給料上げてほしいんだけど・・・。
趣味の延長ならボランティアで許されるような世界に やや絶望しました。
安く叩かれない、ある程度経験積んだら交渉しよう!
しかし、これからの時代は・・・
そういった姿勢が必要になると思います。
記事前半に挙げたプロジェクトのような求められている人材になったり、仕事を自分で作って取ってくる。
募集を出していなくて、ロシア関係の取引があるところだと交渉してみるのもいいかもしれません。
ロシア語だけじゃなく、語学を将来に活かしたい方、ぜひ頑張ってください&頑張りましょう!