ロシア

日本で妊婦は辛い?日本とロシアの手当について

日本で妊婦は辛いのかもしれない…

 

更新が遅くなってしまいました(涙)

日本の産院のサービスや行政のサービスは充実してきて本当に助かるなぁ、日本で出産は安心!と今でも思います。

しかし妊婦としての生活は辛いかも…というのが今の感想です。

個人的な意見ですが、ロシアにいた時は本当にレディースファーストが男性の皆さんいきわたっている・・・という感じでした。

電車でもバスでも男性はすぐに女性に席を譲るし、重い荷物を抱えて電車に乗るときには電車から男性が出てきて荷物を電車に運び入れてくれたり。。

日本ではマタニティーマークつけてても優先席近くにいても席を譲ってくれない人ばっかりなのに。。

まぁ日本の男性は疲れて余裕がない、というのは分かります。。電車でも周りを見ているわけではないですし。

ロシアはそういった国柄ですから、妊婦さんはマタニティーマークをつけてなくても席は譲ってもらえるし、きっと職場でも皆が配慮してくれてるんだろうな(予想です)と思ったりしました。。

 

私はロシアで働いているわけではないので、実際に働いている妊婦さんがどんな感じはわかりませんが、産休や育休事情についても調べてみました。

 

日本の産休は約34週、ロシアは約30週で産休へ、育休は?

 

日本の産休&育休

産休:出産予定日の6週間前と産後8週間

育休:子どもが1歳になる誕生日前日まで(保育園に入所できない場合などは1歳6カ月まで延長可能)

 

ロシアの産休&育休

産休:出産予定日の10週前と産後10週間

育休:最長で子どもが3歳*になるまで

※最大3歳までの育休はロシアの記事を見ると地域や所得などの制限がかなりあるそうです、1.5歳くらいまでが一般的なようです。

 

私のロシア人の友人の話では3歳まで育児休暇です。2.5歳までは手当が貰えるそうですが、その後は支払われないそうです。

普通のロシアの幼稚園は3歳から(1歳からでもあるみたいですが)なので、支給される・されないに関わらず3歳まで育児休業ということでした。

友人の場合なので、ご参考程度として。

(2019年6月追記)

 

日本は産休は予定日の6週間前、産休に入ることができます。34週以降も本人が希望すれば働けるみたいですが。

もちろん、会社によって対応は異なるので、6週間前よりも早めに産休に入る方はいますし、私も数日早めに産休に入る予定です。

双子などの場合は14週前となっています。

 

ロシアの場合は出産予定日より70日前、出産後70日が産休となるようです。

(双子などの場合は予定日より84日前、出産後110日)

 

少し前の日本では正社員しか産休や育休制度を利用できなかったのですが、近年ようやく派遣、契約、パートの人でも適応できるようになってきました。

ただ、実際に取得出来た人はごくわずかで、世の中「マタハラ」という言葉が浸透してくると同時に意識が少しずつ変わり始め、2016、2017年頃から正社員以外の人も多く取得できるようになってきました。やーっと!

それでも、まだまだ日本の会社全体、社会全体の妊婦に対して配慮するという意識は海外に比べて低いのが現状です。

誰かが抜ければ誰かに負担がかかる、そういう体制が多いので社会、会社全体で支える仕組みが出来ない限りはマタハラはあると思います。(誰だって負担が増えるのは嫌だしね。。)

ロシアは勤務体制の違いにより、産休育休は取得できないというのは聞いたことがありません。しかしながら日本は1年以上働けば取得できるのに対して、ロシアは2年以上となります。

 

いくら手当は受けられるのか?

 

日本の場合

出産手当金*:1日あたりの金額=『支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報 酬月額を平均した額』÷ 30日× 2/3、出産手当金合計額=1日あたりの金額×休んだ日数

出産育児一時金:42万円(海外出産の場合は38万円)(加入の保険会社に要確認)

育児休業給付金:育休開始から180日目まで『休業開始時賃金日額』×支給日数×67%、育休開始から181日目以降『休業開始時賃金日額』×支給日数×50%

児童手当:0~3歳未満 → 月額15,000円(一律) (15歳まで児童手当は受けられます。金額は3歳以降は10,000円)

 

ロシアの場合 ※契約書をご確認下さい

産休手当:大体、2年間の給料の1日の平均額×産休の日数

育児手当:大体、2年間の給料の1日の平均額×40%×育休の日数

計算式では2年間の給料の1日の平均額は、2016年と2017年の2年間だと、(2年間の給料)÷(366日+365日-病欠日数)×産休日数 という風です。

 

児童手当等はよく分かりませんが、ロシアは公立の教育は無料で受けられるので、学費はかからないと考えると児童手当は無さそうです。

日本とロシアの場合は貰える給料の平均額が全然違うので、比較できませんが、例えば同じ給料で計算すると産休はロシアの方が多く取れることになります。

 

何か間違いが情報があれば、お知らせ頂ければ幸いです。

 

日本もロシアも産休育休の手当はありますが、妊娠中に仕事を途中で辞める割合は、調べてないのですが圧倒的に日本だろうな、と思います。。

 

冷蔵庫を買い溜め可能なように、大きい冷蔵庫に買い替えたり、

家事の負担を軽減するため、今後も家電を買い足す予定です。

家族を迎えるに当たっての出費は思ったより膨らんでいきそうな予感・・・(*_*;

 

ロシアの妊婦検診についても調べてみました↓

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