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海外出産を諦めた臨月妊婦の現在の心境

いよいよ臨月に突入する私。
実家に里帰り中で、母に甘えっぱなしでニート感半端ないです。(笑)本当に有り難いです。
国籍の為に、ロシアでの出産を考えていましたが、体調のこともあって諦めて私の実家にお世話になることして・・・
国籍の問題はあとで面倒そうですが・・・本当に良かった!!
何があるか分かりません。。
逆子と言われたり(今は戻った)、自宅安静が言い渡されたり、胎児が小さめだと言われたり。
8カ月後半~9カ月あたりに、今まで頑張りすぎてたのか強めのガタがきました。
すぐに起き上がれないくらいシンドイ状態になってしまいました。
あの状態では飛行機は乗れないよね・・・(*_*;)34週(9ヵ月)で乗ろうと思ってたけど。
海外出産は自分自身も最後まで悩んでましたが、まだ20代だったら良いのかもしれません。
30代に突入している私にはかなりシンドイものになっていたでしょう・・・(悲)
臨月前に自宅安静が解除になり、頭痛もなくなりました。
今まで時間が無かったので、産休中に無理せずにやりたいことや勉強などをしたいと思って漫画とかも描いたり、仕事に関する本を読んだりして過ごしていましたが・・・
臨月目前にして夜中眠れなくなったり、すぐに体が疲れて頭が働かない状態になったり。。
計画通りにいかないのが妊娠なんですね。。
日本の妊婦健診の検査内容
妊婦健康診査は地域によって多少ズレがあるかもしれませんが、日本ではだいたい以下のような流れになっていると思います。
健診の度に市から貰った受診票を渡し、そこからはみ出た金額を支払います。

毎回受ける検査は私の場合は以下のような感じです。
基本的な妊婦健診
・体重測定
・血圧測定
・尿検査
・子宮底長測定
・診察
・超音波検査
・保健指導
超音波検査では、妊娠初期は膣内に超音波器具を挿入して検査。妊娠中期以降から腹部から検査。
胎児の大きさを測定し、臓器や器官に異常がないか確認。
母体では子宮内に子宮筋腫がないか、卵巣に異常はないかなど確認。
尿、血液、診査等の検査
初期:
・貧血検査
・血液型検査
・不規則抗体検査
・梅毒血清反応検査
・B型肝炎抗原検査
・C型肝炎抗原検査
・HIV抗体検査
・風疹ウイルス抗体検査
・血糖検査
・子宮頚部細胞診
・超音波検査
中期:
・貧血検査
・HTLV-1抗体検査
・血糖検査
・性器クラミジア検査
・超音波検査
後期:
・貧血検査
・B群溶血性レンサ球菌検査
・超音波検査
高齢出産(35歳以上)の検査項目も同じ内容らしいですが、病院によって追加で検査を勧められたりするそうです。
また、歯科検診も確か「妊娠6カ月くらいまでに受けといて」と言われたので受けました。
虫歯があると早産になりやすいらしいです。
ロシアの妊婦健診の検査内容(私調べ)
私はロシアで妊婦健診に行ったわけではないので、あくまでも私が調べた内容になります。
情報が異なってましたら、ご指摘頂けたら助かります。
・Ультразвуковое исследование (не менее трех раз);
超音波検査(少なくとも3回)
・Общий анализ крови (не менее трех раз);
基本的な血液検査(少なくとも3回)
・Специальные анализы крови на СПИД и сифилис (не менее трех раз);
エイズと梅毒の血液検査(少なくとも3回)
・Анализы на определение микрофлоры (не менее двух раз);
腸内細菌叢の分析(少なくとも2回)
↑膣の状態やカンジダ等の性器感染症が無いか見るようです。
・Измерение артериального давления (при каждом осмотре профильным специалистом).
血圧測定(専門家による診察時毎)
・Общие клинические анализы;
基本的な臨床検査(尿検査等)
・Анализ крови на биохимию;
生化学血液検査(血糖値やコレステロール値等)
・Исследования и анализы на наличие инфекционных заболеваний;
感染症病の検査
・Определение антител к вирусам кори и краснухи;
麻疹と風疹ウイルス抗体の検査
・Определение группы крови и резус-фактора;
血液型検査
・Анализы на наличие сифилиса, ВИЧ-инфекции;
梅毒、HIVの検査
・Исследование свертываемости крови;
血液凝固検査
・Анализы на различные виды гормонов.
ホルモン検査
ロシア語原文引用元:https://insur-portal.ru/oms/
翻訳:私(間違っていたらご指摘頂けると有難いです)
超音波検査が妊婦健診毎*にあるのは日本だけ?!
超音波検査が毎回の健診であるのは実は日本だけ!らしいです。
※日本でも病院によるのかもしれませんが、多くの病院が健診毎に超音波検査してくれます。
少なくとも個人病院では毎回見てくれるところが多いようです。
最低でも4回は検査項目に入ってます。総合病院だと毎回はないかもしれません。
ヨーロッパでは超音波検査は3回程度ということです。
ロシアの少なくとも3回というのは世界的に見ると普通ですね。
検査項目はだいたい日本と同じような感じですね。
ただ、日本の方が多少病気に関する項目は多いのかもしれません。
逆に日本はホルモンの検査はしないので、ロシアではホルモンの検査があるんだなーと意外な感じでしたが。。
実際のところのロシアの検査項目は私自身体験していないので分かりません。
妊婦健診費用の話
日本だと、住民票があれば市から助成金が出るはずです。
ロシアではРВПを取得すれば国民健康保険(ОМС)に加入できるみたいなので、РВПでもロシアの助成金を受けることができそうですね。
(絶対とは言えないので、ご確認ください)
ロシアの産婦人科の検診台(椅子)に乗った時の話
ロシアで病院に行ったのは数回ですが、そのうち膣の検査の為に病院に行った時の話です。

日本の産婦人科の検診台(椅子)では大体カーテンがあって、お医者さんや看護師さんがカーテン越しに検診や検査の為の作業をします。
しかし、ロシアではカーテンが無くて先生の顔が丸見え。。
ロシアでは女医さんが多いので多少なり恥ずかしさは軽減されるものの・・・(*_*;)カーテンなりタオルなり用意してほしいと思いました。
妊婦健診もこんな感じでドクターがダイレクトに見えるんでしょうね。。
私の今後・・・(個人的あとがき)
日本に住んでいるので、ロシアネタを書いても確信できない部分はあります。。
今回、ロシアの妊婦健診を調べてみて検査内容なども大体一緒なので、
世界的な基準に日本もロシアも合わせてあるんだろうなと思いました。
日本でもサービス面では地域差があるようで、里帰りしてみたらセミナーやテキストが有料だったりしたのですが、
それでも助産師さんが生活の指導をしてくれたり、毎回超音波検査があるのは嬉しいです。
また病院から貰ったバースプラン(出産などに関しての希望を聞いてくれる)を書いたり、胎動カウント表を書いたりしているのですが、
こういうのは海外の病院でもあったりするのかな?とふと考えたりしました。
海外だと妊婦健診はあっさりしているところが多く、3回の超音波検査でも「これで終わり?!」という感想を持たれる日本人ママが多数でした。
私の病院での超音波検査では、「ここが頭で脳みそで・・・」とか「ここが心臓だね、4つ部屋がちゃんとあるね」とか色々教えてくれて嬉しかったです。
3Dエコーで赤ちゃんの顔を見せてくれたりします(毎回顔を手で隠されているのでまだ見えてない)。4Dエコーがある病院もあります。
そして何より、「母子健康手帳」という日本独特のサービスは素晴らしいと思います。
日本発祥で現在はインドネシア等にも広がっているそうです。
今後、ロシアに住む可能性はありますが、第一子を二重国籍を諦めて日本で出産にしたので、
第二子を考えるにしても日本で出産したいと思う今日この頃です(まだ第一子も生まれてないけどw)。
この記事が少しでもロシアで出産を考えている方だけでなく、海外出産を考えられている方のお役に立てていれば幸いです('ω')ノ
産まれました↓
