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ロシア人夫の日本語能力試験1級への挑戦【漫画】

ロシア人夫の日本語能力試験1級への挑戦【漫画】

日本語能力試験とは

日本語能力試験は、外国人の間ではしばしば「JLPT」と呼ばれます。

日本語を母語としない人を対象に日本語能力を認定する検定試験です。

一番下の級が5級で、一番上が1級です。

この級も外国人の間では「N」という表現で使われます。

例えば、日本語能力試験の1級だと「JLPT N1」です。

 

☟以下の図は引用ですので、くわしくはこちらのサイトでご覧ください。


画像引用元:https://www.jlpt.jp/about/levelsummary.html

この日本語能力試験はマークシート方式で、会話などは特にありません。

なので会話の方が得意で漢字が苦手な外国人よりも

会話ができないけれど漢字が得意な外国人(中国人)の方が有利です。

それでもN1はかなり難易度が高いので、相当勉強していないと合格するのは難しいです。

日本人でも違いを説明するのが難しい言葉や、意味が答えられない四字熟語等登場します。

私が知っている限りN1に合格する人は大抵は学生さんなので、働きながらN1を目指すのは勉強時間の捻出が大変です。特に漢字を覚えるのは時間がかかります。

日本での仕事ではN2~が仕事の幅が広がっていくので、日本語を勉強している人達はとりあえずはN2を目指して頑張っていると思います。

エピソード

ロシア人夫が感じる日本語の難しさ

ロシア人夫はN2を2年くらい前(だったかな・・・)に取得しました。

で、今回は久しぶりにN1に挑戦しようとしています。

しかし、やはり漢字に慣れていない国の人だとそれなりに時間がかかってきます。

例えば、以下のような漢字だと・・・

見―貝  万―方  字―学  力―刀
土―士  手―毛  先―失  名―各
天―夫  苦―若  科―料  眠―眼
大―太―犬  間―問―聞  老―孝―考

引用:https://www.alc.co.jp/jpn/article/shinmai/14.html

彼らには同じ漢字が並んでいるように見えます。

(日本人は見分けられるけど、目がチカチカしますよね。w)

仕事が忙しいのでなかなか時間が捻出できていないのですが、合間に出来るだけ頑張っている夫を尊敬します。

こんなに頑張れるのも、「日本語が好き」だからで日本語の難しさに嫌気さしながらも面白みと深みも感じているようです。

そのおかげか、知らない漢字でも日本人の私たちと同じように読み方を予測できて、だいたいが正解だったりします。

ただ、漫画にも登場したような、よく使われるオノマトペ以外のオノマトペだったり、オノマトペみたいなものは厳しいようです。

聞きなれないオノマトペは、何の音かさっぱり分からないみたいです。

日本人だとオノマトペを聞けば、聞き慣れなくても音の感じが予測できますけど、それってやっぱり独特な感性なのかなと思いました。

日本語能力試験の効力

日本語能力試験の存在って、外国人を教育する立場の人以外にはよく分かってないっていうのが実情な気がします。

外国人を積極的に採用している会社等なら「N2以上」など条件を付けたりしていますが、普通の会社の場合だと日本語能力試験の各級のレベルがどんな感じかも分かっていないどころか存在すら知らないところが多い気がします。

日本語能力試験を受験していなくても、面接で日本語がそれなりに出来ていれば採用になるのではないかとは思います。(人手足りてない場合は特に。)

夫は現在、個人で働いているので、JLPT N1に合格したとしても その効力が仕事でどう影響するのかは分からないです。

知り合いのロシア人は日本で日本語学校を卒業し、N1を取得後に就活をして日本企業へ就職して働いています。(ちょっとブラックっぽい会社なんですが、ロシアへ帰国するつもりはないそう。)

就活には有利そうですね。

ちなみに、今回漫画に出てた教科書はこれです☟
(Amazon)日本語総まとめ N1 漢字 (「日本語能力試験」対策) Nihongo Soumatome N1 Kanji このシリーズは全部夫の部屋にありました。

(0歳児にもオススメな絵本はこれころりん・ぱ! (あかちゃんがよろこぶしかけえほん))(;^ω^)このリンク不要かなーw

漫画について

今まで私の漫画をもしかしたら「読んだことあるよ」という方がいらっしゃるかもしれません。m(_ _)m ありがとうございます。

今回は指orマウスで描いてたのを卒業しました。

もう、太い指の描きにくさと言ったら。。(*_*;)なんでそんなにローテクw

面白いのかよく分からないけど・・・自己満足でたまにアップするかもしれません。

 

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