こちら(ВЕСТИ ЭКОНОМИКА 10 лучших городов России для путешествий в 2020 году)の記事によると・・・
旅行のポータルサイト「トゥルスタット」が2020年の観光旅行に最適な都市の格付けを行い、10都市が選ばれました。
シリーズ、上中下で今回は中として3都市を紹介していきたいと思います。
☟シリーズ【上】
☟ロシアへのご旅行をご検討中の方、シェレメーチエヴォ国際空港から中心地への行き方も書いてます。
目次
ソチ
ソチ・オリンピック公園
位置
モスクワから1620 km離れたクラスノダール地方の黒海の北東沿岸に位置しています。
どんな場所?
ソチはロシア随一のリゾート地です。
プーチン大統領もソチに別荘を持っており、夏季休暇時はソチで過ごすそうです。
ロシアは寒いというイメージがありますが・・・
ソチは年間平均気温が14.2度とロシアで最も温暖な気候となっており、ロシアにありながらも真冬に気温が氷点下になる事は比較的少ないです。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%81
そして、ご存知ソチでは2014年に冬季オリンピックが開催されました。
画像引用:http://xn----8sbwaafbgebmvqgqj.xn--p1ai/1284-yubiley-olimpiady-2014-v-sochi.html
2018年にはロシアでサッカーのワールドカップが開催されました。
画像引用:https://www.fifa.com/worldcup/destination/stadiums/stadium=5031302/index.html
観光名所
地図をリンクしていますので、ご活用ください。
冬にはスキー場となる場所で、冬でなくても大自然が楽しめるリゾート地です。
画像引用:https://www.tripadvisor.ru/Attraction_Review-g3206479-d3753947-Reviews-Rosa_Khutor_Ski_Resort-Esto_Sadok_Adler_District_Sochi_Greater_Sochi_Krasnodar_K.html
サイトはこちら。
日本人の方の感想も見つけたので引用させて頂きました。
子供と2日間スキーを楽しみました。
とても大きなスキー場なので、2日間ではすべてのコースを滑りきることができませんでした。
とにかく1本のロープウェイが長く滑り降りるのは、とても長く感じます。
3月は気温が高く山麓付近は雪がありませんでした。
頂上付近は雪質は申し分ありませんが、山麓付近の雪は重たく雪質は悪いです。
山頂からは黒海を眺めることができます。
眼下に黒海の見える斜面は、雪質もよく滑走も楽しめます。
ただし、リフトが1本しかないので乗り場はとても混雑しています。
このスキー場を満喫するには、最低3日は必要です。
☟フィシュト・オリンピックスタジアム
2014年の冬季オリンピックの為に建設された公園です。
この独特な形をした建築物と広大な敷地の散策、巨大な噴水によるショーが楽しめるそうです。
モスクワ
クレムリン
位置
言わずとしれたロシアの首都、モスクワ。シェレメーチエヴォ国際空港からアエロエクスプレス(特急列車)で中心地まで約20分~30分*。
※シェレメティヴォ空港からベラルースカヤまで今は50分かかるよ
どんな場所?
1918年に当時のソビエトによって首都機能がモスクワに移されて以来、ロシアの首都となっています。
ヨーロッパで最も人口の多い首都となっています。
ロシアの政治、科学、歴史、建築そして経済の中心であるモスクワは、両極端なものが同時に存在する都市です。
人口 1000 万人のこの都市には、古代と現代が平行して存在しています。 豪華な装飾が施された駅を見つけたらそこから地下鉄に乗って、赤の広場やクレムリン、聖ワシリー寺院、またレーニン廟や KGB 博物館など、偉大でありながら恐ろしいモスクワの過去のシンボルを見に行きましょう。
その後は気分を変えて、市内でショッピングしたり、人間観察をしにプーシキン広場まで行ってみてはいかがでしょうか。
引用:トリップアドバイザー
☟モスクワの地下鉄
☟赤の広場 前に見えるのは聖ワシリー大聖堂
観光名所
地図を貼りつけていない場所も地図をリンクしてますので、ご活用ください。
モスクワの地下鉄
☟コムソモーリスカヤ駅
日本の地下鉄は無駄が無いといえば無駄がないのだけど、何か無機質な感じがあります。
モスクワの地下鉄に初めて行くと感動します。
どの駅も美しいけれど3つピックアップしました。
地下鉄の駅それぞれに違いがあって面白いです。
そしてモスクワの地下鉄には色々とストーリーがありますので、そのうちご紹介できればと思っています。
赤の広場
モスクワ観光の定番中の定番。赤の広場です。
広場は北西から南東に長く、南西側にはガガーリンやスターリン、片山潜などが眠るクレムリンの城壁とその中の大統領官邸、城壁に接しているレーニンの遺体が保存展示されているレーニン廟、北東側にはグム百貨店、北西端には国立歴史博物館とヴァスクレセンスキー門、南東端には葱坊主の屋根の聖ワシリイ大聖堂と処刑場・布告台だったロブノエ・メストがある。
赤の広場に立ち、見渡すとまるで自分が中世の時代に迷い込んだ気分になります。(めちゃくちゃ観光客はいるんですが。)
スターリンの格好した人たちなどコスプレしている人がいますが、彼らと一緒に写真を撮ると料金がかかります。記念としては良いと思います。
お手洗いは地下鉄の駅などで済ませておく方がよいかもしれません。
聖ワシリー大聖堂
☟聖ワシリー大聖堂
ロシアの建築物といえば、ここがまず最初に思い浮かぶのではないでしょうか?
聖ワシリー大聖堂前は絶対に写真を撮っておきたい場所です。
カラフルなので本当に写真映えします。
7つの塔を持ち、その全てが異なるデザインであることから、一見統制が取れていないように思われるかもしれないが、世界でも有数の美しい建造物として有名である。そのあまりの美しさゆえ、完成後イヴァン4世はこれより美しい建造物が建てられることを恐れ、設計者ポスニク・ヤーコブレフの目を潰して失明させたという。
「イヴァン4世はこれより美しい建造物が建てられることを恐れ、設計者ポスニク・ヤーコブレフの目を潰して失明させた」という何とも恐ろしいエピソードは有名です。
私もこのエピソードを初めて聞いた時に恐くなって、その日ずっと頭から離れなかったです。でも、このエピソードはあくまでも伝説だそうです。
中にも入れるようです。入場料は時期によって変動するらしいです。一番高い時期は夏休みが終わるころで終了するそう。1000ルーブルです。
グム百貨店
帝政ロシア時代の1893年に完成。モスクワを代表する百貨店だけでなく、ロシアを代表する建築物である。
ロシア人もグム百貨店のアイスを楽しみに訪れるようですよ。
トレチャコフ美術館
歴史的には1851年にモスクワの商人で工場主であったトレチャコフ兄弟により様々なロシアの芸術家たちの作品が収集され、現在ではロシア最大級の美術館のひとつにまで成長した。
こちらの美術館には一時話題となった「怖い絵」にも掲載されている名画、イリヤ・レーピンの「イワン雷帝とその息子」があります。
☟「怖い絵」、血が苦手なのでクラクラしてしまいましたが、こちらに「イワン雷帝とその息子」が紹介されています。
「イワン雷帝とその息子」はちょっと怖い絵なのでここには貼りません、ごめんなさい。
気になる方はこちら(wiki)。本物を前に身体が固まりました。
また、私がトレチャコフ美術館で最も印象に残ったのはワシリー・プキレフの「不平等な結婚」でした。彼の代表作です。貧困により、若い少女がお金持ちの老人と結婚させられる絵です。
画像引用:https://ru.wikipedia.org/wiki/Неравный_брак_(картина)
美術館を出ても、あの不憫な少女のことが頭に残りました。
皆さんが一番印象に残る作品は何でしょうか?
カリーニングラード
ルゥィブナヤ・ジェレヴニャ
位置
バルト海に接する港湾都市で、人口は約42万人。カリーニングラード州はポーランドとリトアニアに挟まれたロシアの飛地領で人口はおよそ95万人、世界有数の琥珀の産地である。
どんな場所?
カリーニングラードの歴史
ドイツ→ソ連→冷戦中は鎖国状態→冷戦後は治安が悪化→現在は物流の発展により発展
1945年までドイツの東プロイセン州でした。
ドイツだった時の名前はケーニヒスベルク(Königsberg;ドイツ語で「王の山」の意)。
1945年のポツダム会談で正式にソ連に帰属することとなりました。
冷戦時代にはカリーニングラードはほぼ鎖国状態となっていました。
冷戦後は失業率が悪化し4割が貧困という状態。治安が悪化したが、ロシア本土との通行にリトアニアのビザ取得が簡素化された結果、物流が整備され発展した。
観光名所
ケーニヒスベルク大聖堂
水に囲まれた美しい大聖堂。ドイツ人によって建てられた大聖堂です。
美しい建物とオルガンの演奏、哲学者カントの美しいお墓もあります。
☟カントのお墓
画像引用:https://ru.wikipedia.org/wiki/Кафедральный_собор_в_Калининграде
画像引用:イマヌエル・カント
カリーニングラード琥珀博物館
カリーニングラードは、世界の琥珀の90%を産出する地として昔から知られ、北方の金として大陸からシルクロードまでの道を旅していました。
カリーニングラード世界海洋博物館と潜水艦博物館
世界海洋博物館:プレゴリア川沿いに位置する国内最大規模を誇るクジラの標本や小型の船があることで知られています。
潜水艦博物館:ロシアの調査船であるヴィチャス号やヴィクトルパサエフ号を始め大戦で活躍した全長が90メートルもある潜水艦やミサイルが展示されているのが特徴です。
世界海洋博物館と潜水艦博物館は近いので両方楽しめるようです。
中でも潜水艦は実際使われていた潜水艦は内部がどのような感じだったのか、また迫力ある魚雷も見学できるようです。
こちらのブログで潜水艦博物館が詳しく書かれていました。
あとがき
2020年のロシア旅行にオススメな都市10選シリーズ、「上」の続きの「中」でした。
残りは4都市のご紹介となりました。「下」を作成しましたらまたリンクを貼ります。
素敵な旅を♪